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年度代表馬選考とダイワスカーレット

 ダイワスカーレットが引退した。カネヒキリ、ヴァーミリアンと競うはずだったフェブラリーS。ドバイ挑戦。そしてウオッカとの続名勝負数え唄…。それも全て幻に…。2009年の競馬にはやばや空虚感を覚えてしまう。新しいスター、ヒロインの出現に期待。

 今更だが、年度代表馬の選考に私は違和感を覚える。毎年発表されるたびに言ってる気もするが、年度代表馬=GⅠ最多勝馬≒年間最強馬でいいのだろうか。

 私が思う年度代表馬は例えば10年後振り返った時に名前を見て「あぁ、あの年か。」と思い出せる活躍をした馬であり、強かった馬、或いは稼いだ馬ではない。

 2008年度の場合、私の年度代表馬はダイワスカーレットであった。有馬記念の圧勝劇は前年のウオッカのダービー制覇に匹敵する快挙である。また敗れたとはいえ天皇賞(秋)の負けてなお強しのインパクトは勝ったウオッカと同等の評価をしてもいいと思う。

 もちろんGⅠ2勝ウオッカの受賞も妥当と言えば妥当な結果だ。しかし、何年か先に年度代表馬一覧にウオッカの名前を見たとき、真っ先に思い浮かぶのは2008年のウオッカではなくダービーを勝った2007年ではないか、と思う。

 たったGⅠ1勝だったとは言え、2007年度の年度代表馬はダービー馬ウオッカ。2008年度はダイワスカーレットがふさわしいのではないか、と個人的には思う。それほど年間通して1番のインパクトを残したと思う。ちなみに2007年度代表馬はアドマイヤムーン。

 また、各部門賞は年度代表馬を除いた馬で選考してはどうだろう。そうすれば2008年無冠だったダイワスカーレットも浮かばれようってもの。ついでに年間最高レースを選考するというのはどうだろう。何年か先に「あぁ、このレースのあった年か。ってことは○○が活躍してた時代だ」なんて回顧(懐古)できて競馬ファンにとっては嬉しいのではないか。2008年度で言えばやはり天皇賞(秋)か。

 ま、素人の戯言だが、プロである競馬記者の投票で選考されるにしては毎年首をひねりたくなるような1票を見かける。1度JRA賞の定義を明確にする必要があるのではないだろうか。

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