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向島リベンジ

 浅草から隅田川沿いを向島方面へぶらり……したつもりが逆方向の両国へたどりついてしまったのは先週の話。 今度こそ、の思いを込めて今回は妻を伴い出掛けた。

 まず向かったのは築地。最近お世話になっているなぎら健壱氏の著書『絶滅食堂で逢いましょう』に登場するお店に今回もおじゃましてみる。

 商売人観光客日本人外国人入り乱れる土曜の築地場外市場。路地の2階にある喫茶店「マックモア」。ここが今回の目的地。珈琲飲みにわざわざ築地へ?もちろんそうではない。喫茶店でありながら築地ならではの極上のランチを格安で食べられる素晴らしいお店なのだ。

 着いたのは11時半頃。すでに8割がた席は埋まっている。私は人気の中落ち定食(\950)。妻は土曜限定の姫丼(\1150)を注文。ランチタイムサービスの珈琲(通常\500→280)も忘れずに。

 まずやってきたのは中落ち定食。器いっぱいにマグロがのっている。素晴らしいボリューム。2,3切れ口に入れご飯をかっこむ。あー、日本人。至福の時…。続いて登場姫丼。マグロの漬丼、カルビ丼、鮭イクラ丼の3種小丼が楽しめるわがままな逸品。中落ち数切れと引き換えにそれぞれ一口ずつ分けてもらう。どれもそれぞれうまい。Dscf2806 Dscf2807

 再び中落ちに戻る。マグロ・ご飯・マグロ・ご飯……ん?ご飯が先に無くなりそう!マグロ・マグロ・ご飯・マグロ・マグロ・ご飯……結局マグロが残ってしまった。何しろそれほどのマグロの量なのだ。 締めの珈琲。丁寧にサイフォンで淹れてくれる。お、うまい。酸味と苦みのバランスが私の好みにぴったり。久々にうまい珈琲に出会った。最高の幸せ。 

 気付けば階段まで待ち客が並ぶマックモアを後にし、しばし市場を散策。昼時とあってあちらこちらに長蛇の列が出来ている。 テリー伊藤氏の兄の働く姿を眺めつつ一通り築地を歩き、都バスで業平橋へ向かう。約1時間ほどかかるがひとりわずか200円で行ける魅力。そして何より車窓から街を楽しめる魅力。

 業平橋からいざ隅田川へ。迷いに迷って辿り着いたのは先週買いそびれた志゛満ん草餅。草餅と言えば「餡の入ったヨモギ餅」が一般的だが、ここのはそれ以外に餡なしの草餅もある。中央にくぼみのある餡なし草餅はきな粉と白蜜でいただくらしい。土産にそれぞれ6個ずつ買う(1個\125?)。

 向島へのリベンジは果たした。地蔵坂商店街を抜け京成曳舟駅へ。そこから八広駅へ。今日の最終目的地丸好酒場本店へ。2度目の訪問。16時開店のところ15時20分店前到着。当然シャッターが下りている。やむを得ず荒川の河川敷で少年野球の試合を観戦。ベースカバーやバントシフトなど子供でも緻密な野球をしている。

 16時チョイ前、再び店前へ…って既に暖簾が出ている。入ると8割ほど席が埋まっていて場が既に温まっている。出遅れたか。流れに乗るべくハイボールと煮込み、名物レバ刺しを注文。濃厚なモツのアブラ、あちこちで煮込みを食べたがやっぱりここのが1番うまい。ハイボールをおかわりしつつ、セリのお浸し、エゾ鹿の(!)刺身(\500)、これまた名物ニラ玉を追加。初の鹿肉。全く獣臭くない。丸好特製ダレにもよく合う。最後になめこ汁でほっと温まって(トイレ事情もあるので)早めの退店。

 ここまできてこのままでは帰れないふたり。久々堀切菖蒲園小島屋へはしご。更にハイボールを飲む。どんどん飲む。時間はまだ6時をチョイと回った頃。

 家に帰ってお土産お土産。草餅をいただく。今まで出会った草餅よりヨモギの香りが濃い。餡の甘さも控えめでいくらでも食えそうだ。餡なしもさっぱりしていい。

 いやぁ、飲んだ、食った…。

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