目白~日暮里~八広ぶらり
連日の街歩き敢行。今回は目的がいろいろあるがまずは目白へ向け出発。と思ったが ボーっと地図を見ていたら目白と雑司ヶ谷鬼子母神が近いことを発見。目白の前に都電荒川線で鬼子母神前へ向かう。
以前1度来ているが目的を果たせなかった苦い経験がある雑司ヶ谷鬼子母神。それはススキで作ったミミズクの玩具「すすきみみずく(そのまんま)」を手に入れられなかったこと。フジテレビのドラマ『麗しき鬼』で見て以来欲しくてしょうがなかったのだが、下調べ不足で前回は入手できず。今度こそはの思いで…しかし製造販売している「音羽屋」。11時過ぎても開店の兆しなく…。定休日や営業時間を調べておいたのにどういうこと??
泣く泣く今回もあきらめ、目白までぶらり。目白は豊島区なんですなぁ…。目白駅を左手に見て目白通りを新宿区の境まで行った辺りにある甘味処志むらさん。
今日はここのかき氷をいただく。ここのかき氷で最も有名なのは氷生いちご。ただのシロップではなくむしろジャムに近いものがかけられているらしいのだ。早速店内2階の喫茶室へ上がる。
ちょうど早めのランチタイムにもあたり、店内にはカレーの臭いが漂っていた。ここは食事もできる。カレーの誘惑をぐっと堪え、目的の「氷生いちご」(\800?)を注文。
←決して食べかけではない。まるで三浦雄一郎が冒険したくなるようなフォルム。
おそるおそるそーっと一口…。むむ、この感触。かき氷ではない。甘味処のかき氷は出店のかき氷に比べフワッとしているのが特徴だが、ここのはフワッどころの話じゃない。ちょうど積もったばかりの雪を食べたときの触感にそっくりだ。見た目で驚き、氷で驚き…イチゴソースがまたウマイ。イチゴをつぶして牛乳をかけて食べるときのつぶしたイチゴそのもののようだ。甘酸っぱく飽きがこない。食べ進めながら「あぁ終わらないでくれ」と何度も思った。それほど素晴らしい、かき氷の概念を覆す逸品だった。
夢見心地のまま目白をもう少し彷徨う。向かったのは切手の博物館(月曜休館 10:30~ 入館\200)。世界各国の切手が展示してあったり、実際に購入もできてしまう。ちょっとした時間つぶしのつもりで入ったのだが意外と面白い。
子供のころ、私も切手を集めていた。が、早々に飽きてしまい、集めるだけ集めてほったらかし。切手の整理業務は母へとごく自然に継承された。はじめは文句言い言い整理してくれた母だが「もう勘弁してくれ」と泣きが入り切手収集を卒業。20年以上前の話だ。
久々にみる切手。子供の頃と視点が変わったのかどれも味わいがあっていい。ふと、チャップリンの肖像を使った切手が無いか思い立ち、切手売り場の人に相談。何冊かのカタログを出してくれだ。それをめくっていると手の空いていた人が他のカタログを引っ張り出し2,3人で探してくれている。多謝!おかげで3枚のチャップリン切手を発見。私のコレクション入りを決めた。
←チャップリン切手。左上がモナコ。下がチェコ。右がボスニアヘルツェコビナのもの
←思わず買ったウクライナの12星座をモチーフにした切手。水瓶座はなんと…?(見えるかな)
思いがけずいい時間を過ごせた。ここから山手線で日暮里へ出る。東口を出ると雨がポツリ。小走りで目的のお店へ入る。
日暮里駅東口のロータリーにあるいづみやさん。
11:30開店のお昼ごはん目的にも使える大衆食堂兼酒場。入ると二の字でカウンターが並んでいる。と、女将さんが「お兄さん、ご飯?それともお酒?」と聞いてくる。恐る恐る「お酒です」と答えたら「よかった~。ご飯だったらお断りしなきゃいけなかったのよ。2時までだから。」なるほど時間は2時を少し過ぎたところ。
まずはビール。ここの瓶ビールは伝説の酒場「モダンタイムス」でもおなじみサッポロラガー。通称赤星。しかもここは大瓶で470円。ビールもコップもキンキンに冷えている。コースターの代わりにハンドタオルのようなものを敷いてくれて心配りが心地いい。次いで肉豆腐(\300)を注文。ここのは豚バラ肉だろうか。それが柔らかくなっていい味を豆腐に与えている。飲み物を酎ハイ(\300)に切り替える。見た目は色の濃い元祖下町酎ハイっぽいが味が違う。少し甘い。もしかしたらハイボールエキスではなく梅割り用のを使っているのかもしれない。更にお新香とレモンハイを注文(いずれも\300)。ここの酎ハイ系はジョッキで出てきて300円。ありがたや。
1時間ほど滞在して外へ。雨はすっかりあがっていた。次は京成線八広へ。日暮里から青砥へ出てそこから押上方面へ…と目の前に押上経由錦糸町行の都バスが止まっている。「こりゃいい」と乗り込む。
走り始めてすぐ大粒の雨が降り出した。折りたたみ傘を持っているとはいえあまり使いたくない。雨は瞬く間に話題のゲリラ豪雨と化していた。
押上。雨はだいぶ小振りに。駅の入り口が目の前なので傘をささず駅に行けそうだ。八広は押上から2つ目の駅。初めて降りる駅だ。ありがたいことに八広に着いた時にはすっかり雨は上がっていた。
目指すは国道6号線沿いにある丸好(まるよし)酒場本店さん。元祖牛レバ刺しのお店で名高い。開店の16:00にはまだ15分ほどあるとはいえシャッターはまだがっちりと下ろされている。ここも臨時休業ってことはあるまいな…。
今は月・火・金曜が定休日のようだが。3分前。ちらりとおばちゃんが勝手口から顔を出し、ボーっと立っている私に気づいてくれた。「はい、お待たせ」とシャッターを開け招き入れてくれた。
「今日は蒸すねぇ」と言いながらオーダーを取る。まずは酎ハイ(\300?)。それに牛煮込み(\400)。もう一つ目当てのレバ刺し(\400)がどこにも書いていない。「夏場はレバ刺しは無いんですかねぇ」恐る恐る尋ねると「バカねぇ。無い訳ないじゃない。うちは365日毎日ありますよ。朝つぶした新鮮なやつだから。」と頼もしいお言葉。無い訳なかったのだ。
まずは煮込み。さっぱり目の味噌仕立てだがモツ自体は脂がのってて濃厚。肉汁の溢れる煮込みは初めてだ。更にさっとかけ回した特製のにんにく醤油ダレが味をキリっと締めている。今まで食べた煮込みでもトップクラスだ。更に元祖レバ刺し。ここにも特製ダレがかけられる。ただのにんにく醤油より臭くないし、かといって弱くもない。レバ刺しに合わせて考えたのか、と思わせるほどあっている。うーん、こうなるとあれもこれも食べたくなる。その頃外は再びゲリラ来襲中。
久々好物、ドジョウ丸煮(\400)にさっぱりお新香を追加。もちろんハイボールも随時更新中。他のお客さんが頼んでいたジャガカレーなるものも頼んでみる。普段イモ臭くなるのでカレーには絶対ジャガイモは入れないのだが…。甘い。蕎麦屋の出汁の効いたカレーをさらに甘くしたような味。しかし見事につまみとして完成されている。ご飯にかけて食べるような感じではないがつまみには最高。
締めは名物ニラ玉。たっぷりニラにふわっと卵そして特製ダレ…もう芸術品。しかも250円!丸好万歳だ。
いやぁ、もうお腹いっぱい。1人で食べるにはちょっと量が多めなので今度は的を絞って注文したいところだ。結局酎ハイ4、5杯とつまみ6品で3000円チョイ超。安いねぇ。ゲリラもすっかり退散し足取り軽く帰路へと着いた。しっかし帰るのめんどくせェ~…。
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コメント
こんにちは。
丸好恐るべし!ですよね。
ただ、このお店で一番恐ろしいのはトイレです。
しかしどうして酒飲みの頼むおつまみは皆さん同じになっちゃうんだろ(笑)
投稿: アイパパ | 2008年9月 4日 (木) 08時43分
アイパパ様
私、普段から外出時デパート以外のトイレには入れない、というデリケートな面を持ち合わせておりまして…。そんな私がまさか丸好のトイレに行けるわけがない(汗)。そんな訳でしっかり八広駅で済ませてから向かいましたよ。それにしてもあそこの煮込み、癖になりそうです。
最近我が家も地デジに対応しまして、ようやく吉田類の「酒場放浪記」を見られるようになりました。仕事であんなことができるなんて…羨ましい。
投稿: 店主 | 2008年9月 6日 (土) 10時45分